ノットの強度検査 続き

Gansuke

2010年08月12日 15:38

私の使うフロロライン(20lb)が、おもりを上げれるのは約6.5kg~6.9kgということがわかりました。
じゃあPE(10kg)はいくつまで上げれるの?6.5kg以下なのはここまでで、確定しましたが・・・。

おもりを減らしてPEを測定します。
6.5kg、6.0kg・・・
3.5kgまで減らして、やっと安定。 切れない重さが約3.5kg~3.9kgなんて・・・安物PE恐るべし。
実験に使ったPEは5回程度釣りに使用したものです。劣化してると言われればそれまでですが、この結果はあんまりです。

なんか、ライン強度テストになってしまったが、目的はラインとラインのノットのテスト。


PEとリーダーのブレイク重量が分かったので、検査再開。

もう何回もおもりを加えていくのも面倒になったので、6.5Kgを上げれるかどうか一本にしました。
PEは4.0kgで切れるので持ち上がる事はないのですが、ブレークする場所が、ノット部分かノット以外かを
調べる事にしました。

結果と感想です

FG PEの途中で切れた。私のノットでもしっかり編めている証拠?
ノットに時間がかかるので、自宅で出撃前に編むのに使います。

ノーネーム PEの途中で切れた。ノットも簡単で強いと感じました。
練習すればノット時間も短縮できそうなので、現場用のノットにします。

電車 ノット部分のPEが切れた。
よっぽど大急ぎの時しか使えない。

トリプルサージャンス ノット部分のPEが切れた。電車より若干強い感じ


オルブライト 抜けた。どうも私はオルブライトの編み方が下手なようです。オルブライト使ってる人いますか?こっれってどうなの?
このノットはラインの太さや素材に左右されやすいんでしょうか? 二度と使う気になりません。


今回の検査は中途半端で満足な結果は得られませんでしたが、いろいろな発見もあたので、とりあえずは結果オーライ。
・某、安物PEの脆さを知った
・オルブライトがやっぱりふざけていた(何度も巻いているうちに少しは抜けがなくなりましたが)
・オルブライトは簡単そうで、一番難しいノットだと思います。自分でどこが悪いか研究しながら何回も練習すれば抜けは減りましたが、安定しないので、オルブライトを使おうとは思いませんけど。
・漁師結びが裏切った
・パロマーノットのすごさを知った
・チチワにスイベルをくぐらす(何結び?)のもかなり強い
・今回のラインでは70cmクラスの魚を港で引っこ抜くのは無理


結ぶ人によって強度はかなり変わると思われます。いろんなノットを知り、その中で自分に合ったノットを見つけるのがいいんでしょうね。
強いノットが優れているとは限りません。根が掛かりなどの時は『ノット部が切れてほしい』考える事があると思います。
状況に合わせて使い分けるためにも、いろんなノットを知っておくのがいいですね。





関連記事